ITコア(本社:東京都世田谷区)は2009年10月1日、先進的な仮想化技術の採用により高速化・低価格化・高信頼化の全てを同時に実現したクラウド仮想化ホスティングサービス「GrowServer2010」を11月1日より提供開始すると発表した。
「GrowServer2010」は、同社が5年にわたり仮想サーバホスティングサービスの運用・構築を行ってきたことで得た豊富な仮想化技術ノウハウを集積した、完全仮想化クラウドサービス。全世界で低価格ホスティングサービスとして注目を浴びる海外クラウドサービスに対抗すべく設計・構築されたプラットフォームが、従来の同社サービスの5分の1の低価格、かつ短期間での納品、高速、高信頼性を併せもつサービスを提供する。
さらに同サービスでは、初期設定費用を含めたその他の付加サービスを無償で提供される。また、VPNオプションが既存の社内システムとのネットワーク接続をサポートし、1台のWebサーバ運用から、100台を越える仮想シンクライアント環境の運用まで、幅広いユーザーのシステムニーズに応え、無理のないクラウドコンピューティングへの段階的な移行を実現する。
同サービスでは、I/O仮想化とストレージ仮想化技術に加え、最新の「VMware vSphere」のDRS分散機能、「6コア AMD Opteron プロセッサ」を搭載した「HP ProLiant サーバ G6」などを採用し、高速かつ高信頼、さらに低価格なサービスの提供が実現されている。
これら最新技術と機器により、全層が仮想化されたプラットフォームの構築・運用は、住商情報システム社の全面的な支援により、データセンターサービスはビットアイル社の都内データセンターより提供される。
同サービスの価格は「S1モデル」(メモリ1GB、1コア、実効30GB)で月額1万円より。
ITコア
http://www.itcore.jp/