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富士通とサン、UNIX下位機「SPARC Enterprise M3000」にSPARC64 VIIプロセサを搭載、23%性能向上
2010年2月19日(金)栗原 雅(IT Leaders編集部)
富士通と米サン・マイクロシステムズは2010年1月12日、システム性能を高めたUNIXサーバーの販売を始めた。発売したのは、シングルプロセサ構成のエントリー機「SPARC Enter-prise M3000」。SPARC Enterpriseシリーズのミッドレンジ機やハイエンド機と同じプロセサを採用すると同時に、搭載するメモリーの性能向上を図った。これにより、従来の製品に比べて23%の性能向上を実現した。
富士通と米サン・マイクロシステムズは、システム性能を高めたUNIXサーバーの販売を始めた。発売したのは、シングルプロセサ構成のエントリー機「SPARC Enter-prise M3000」。SPARC Enterpriseシリーズのミッドレンジ機やハイエンド機と同じプロセサを採用すると同時に、搭載するメモリーの性能向上を図った。これにより、従来の製品に比べて23%の性能向上を実現した。
新たに採用したプロセサは、最大4つのコアを備える動作周波数2.75 GHzのSPARC64 VII。きょう体は2Uサイズのラックマウント型で、最大64GBのメモリーを搭載し、ハードディスクを1.2TBまで内蔵できる。OSはSolaris 10。
処理性能を高めた一方で、サーバー稼働時に消費する電力量を低く押さえた。従来製品に比べて13%削減できるという。
価格は、2.75GHz動作のSPARC 64 VIIプロセサ(2コア)を1個、メモリーを8GB、146GBのハードディスクを2基内蔵する構成で168万円(税別)から。 (栗原)
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