富士通システムソリューションズ(Fsol)は2010年2月18日、GIS技術を活用したマーケティング分析ツール「WebSERVE smart 地図マーケティング」を同日よりサービス開始すると発表した。従来のGISに比べASPによる低価格を実現し、最短で4営業日での導入が可能。常時最新の地理情報と各種統計データを組み合わせることに加え、ユーザー固有の情報を取り込むことができるため、柔軟性の高いマーケティング分析を実現する。
「WebSERVE smart 地図マーケティング」は、住宅情報や土地情報の調査だけでなく、新規顧客開拓、エリアマーケティング、顧客管理などにも活用できる。ユーザー固有の情報(ユーザーテーブル)を連携させることにより、業種を問わずさまざまな用途でその価値を発揮できる。これにより、周辺環境・地域特性・隠れた分析情報によるマーケティングを迅速に行い、ユーザー独自の経営判断を支援する。
同サービスの特長は以下のとおり。
- 企業として利益に貢献するマーケティング分析を提供
・営業店ごとの財務情報や取扱商品の状況などを簡単かつビジュアルに把握
・従来と異なる分析情報から新たな販売戦略の改善を支援
・業務特化SEが導入サポートすることですぐに業務利用を実現 - 本当に必要な機能をシンプルな操作性で提供
・ユーザーの自由な情報(ユーザーテーブル)を、状態別に地図上にマーク表示
・塗りつぶし表示によるマーケティング分析。
・全項目に対して自由な検索と定型検索 - 低価格・簡易に提供
・少人数で安価に利用したいユーザー向けにASPサービス
・多人数/ハイレスポンスで使用したいユーザー向けに自社構築サービス
同サービスの月額利用料は6万円より。ほかに初期費用、外部統計データ利用料(いずれ別途見積もり)が必要となる。
同社は同サービスを今後3年間で20社に販売することを目標とする。
富士通システムソリューションズ
http://jp.fujitsu.com/group/fsol/