野村総合研究所(NRI)は、セールスフォース・ドットコムの営業支援ツール「Salesforce CRM」の利用企業に対し、オープンソースを活用して、営業部門に蓄積された過去データから、現在の営業活動の売上予測や提案進捗状況などを高度に分析・加工が可能な「OpenStandia/BI for Salesforce CRM」ソリューションを2010年3月3日より提供開始した。
「OpenStandia」は、同社が提供するオープンソース向けワンストップサービスで、TomcatやMySQLなど約50種類のオープンソースソフトウェア(OSS)について、保守サポートやコンサルティングなどのサービスをワンストップで提供するというもの。Salesforce CRMには独自のレポーティング機能が含まれているが、「OpenStandia/BI for Salesforce CRM」では、Salesforce CRMのデータを活用して、前年比分析、推移分析など、より高度な分析機能が可能になるという。
発表による同ソリューションの特徴は、以下のとおり。
- Salesforce CRMのデータを定期的に取得し、独立したリレーショナルデータベース(MySQL)へ格納することによって履歴を管理する
- 30種類の主要な分析レポートを用意
- OSSのレポーティングツールである「JasperReports」を利用してグラフを作成し、「OpenStandia/Portal」上に表示することで、提案書や営業資料の共有など、営業ポータルとして利用できる
- Salesforce CRMに精通したコンサルタントによる簡易活用サポートを提供
- 承認ワークフローとの連携や、社内システムとSalesforce CRMとのシングルサインオン機能(オプションとして提供)
- 企業オフィスやデータセンターのサーバーに導入する提供方式に加え、クラウド基盤上での提供も可能
同ソリューションにおいて、NRIは導入コンサルティングおよび構築サービス、保守サービスを行う(Salesforce CRMに関する技術提供はIAFコンサルティング社が行う)。導入費用は300万円(税別)から。今後3年間で50社への導入を目指す。
なお、同ソリューションに関するセミナーを3月18日に野村総合研究所で開催する予定。
セミナー詳細
http://openstandia.jp/event/event20100318.html
「OpenStandia」
http://openstandia.jp/
野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/index.html
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



