ライブドアは2010年3月29日、データセンターサービス「DATAHOTEL」で、実機サーバと仮想サーバを用途に合わせて柔軟な課金体系で提供することができる「DATAHOTEL P.O.Infrastructure(データホテル ピー・オー・インフラストラクチャー)」(略称「P.O.I.」)のサービスを開始すると発表した。
「P.O.I.」は、2010年3月2日に開始した「DATAHOTEL for Social」に続く新しいサービスで、小規模なスタートからの柔軟な拡張を望む事業者に適したプラン。高い性能を求められる場面で高性能なサーバを仮想化せずに占有できるというメリットがありながら、データセンター内の仮想化されたネットワークに配置されるため、拡張の際に設置スペース・電源・配線などを意識することなく自由に利用できる。
そのため、従来のデータセンターサービスのメリットはそのままに、クラウドコンピューティングサービスに近い形で高性能なサーバを短納期で提供することが可能になった。また、急速なアクセス増加などに対応する為、仮想サーバも用途に合わせて利用可能となる予定。
同サービスの特長は以下のとおり。
- 柔軟なサーバ
データセンター内を仮想的なネットワークで配備することにより、実機サーバでありながら場所を意識することなく、従来のデータセンターサービスよりも短時間で利用可能。 - 柔軟な組み合わせ
パフォーマンスが求められる環境では実機サーバ、迅速なサーバ増設を求められる環境では仮想サーバと自由な組み合わせを行えることで、柔軟かつ拡張性の高い最適な環境を利用可能。 - 柔軟な課金体系
初期費用無料、サービスインまで課金無料。追加投入のサーバについては、日割りにて課金しますので、余計な費用も不要となる。 - 24時間365日駐在のエンジニアによるフルマネージドサービス
障害の一次切り分け、復旧作業、インフラの設計・構築、サーバ設定変更、調査依頼といった「DATAHOTEL」のフルマネージドサービスのクオリティはそのままに、物理的には共用環境にありながら、論理的ネットワークの分離を行うなど、セキュリティ面にも配慮されている。
ライブドア
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DATAHOTEL
http://www.datahotel.ne.jp/