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[事例ニュース]

IIJ、全社で「サイボウズ ガルーン SaaS」を導入

2010年4月7日(水)IT Leaders編集部

サイボウズとサイボウズ総合研究所は2010年4月6日、インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)が、SaaS型グループウェア「サイボウズ ガルーン SaaS (以下、ガルーン SaaS)」をIIJ全社(1700ユーザー)で導入したと発表した。IIJは、これまで活用していた中小規模向けグループウェア「サイボウズOffice 6」および2010年4月1日に吸収合併した連結子会社で利用していた「desknet's」を統合し、IIJ全社で「ガルーン SaaS」を導入した。

■ IIJへの導入経緯

IIJでは、2001年から「サイボウズ Office 4」を導入し、2007年には役員のスケジューラーとしても活用されるようになった。しかし、社員の増加と共に製品パフォーマンスの低下を招き、スケーラビリティの向上と運用コストの低減を目的に新しいシステムへの乗換を検討していた。新システム要件として、質の高いサービスを少人数で提供し、今後のビジネススピードにも柔軟に対応するため、自社でのサーバー運用し、メンテナンスコストをかけずに安定した運用ができ、利用規模に応じて従量課金での支払いが可能なSaaS型を必須要件として調査していた。「ガルーン SaaS」は、機能要件に合致していただけでなく、ユーザー向けの再教育コストがかからない点、「サイボウズ Office」のデータが移行できる点が評価され、導入が決定した。

IIJ全社で導入された約2カ月後、合弁子会社であるアイアイジェイ テクノロジー(以下、IIJ-Tech)の統合が発表され、IIJ-Techの全社グループウェアとして利用していたネオジャパン社製「desknet's」から「ガルーン SaaS」への移行が検討された。そして、2010年4月1日の統合に先駆け、システム構成の変更やデータ量の増加等に対応したシステム統合が行われた。

■ IIJの今後の展開

IIJでは、自社向けサービスを自社の展開するクラウドサービス「IIJ GIO」上で運用している。実際に活用している利用者としての経験と、サービス提供者としての運用ノウハウ、「サイボウズ Office」からのデータ移行ノウハウを生かし、今後「IIJ GIO」のSaaSサービスとして「ガルーン SaaS」を顧客に提案し、サービスを提供していくとしている。


導入事例
http://cybozu.co.jp/casestudy/example/iij/

サイボウズ ガルーン SaaS
http://cybozu-ri.co.jp/business/grsaas/index.html

インターネットイニシアティブ
http://www.iij.ad.jp/index.html

サイボウズ
http://cybozu.co.jp/

サイボウズ総合研究所
http://cybozu-ri.co.jp/

関連キーワード

IIJ / Garoon / グループウェア / SaaS / サイボウズ

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