PS Japanは2010年4月27日、ビープラッツと提携し、スペインPanda Securityの企業向けクラウド型PC・ファイルサーバ用アンチマルウェアサービス「Panda Cloud Office Protection(パンダ クラウド オフィス プロテクション)」の月額課金版サービスの提供を同日より開始すると発表した。主にSOHO、小規模企業・団体ユーザーでの利用を想定し、初期費用なし、最低利用数5台、1台あたりの月額費用263円と、導入しやすい価格になっている。
「Panda Cloud Office Protection」は、管理やアップデートに関わる全てのインフラとソリューションのメンテナンスをクラウドから提供することで、企業がセキュリティ管理に費やしているハードウェア費用、人員その他リソースにかかるコストを削減する、ワークステーション・ファイルサーバ用アンチマルウェア+ファイアウォールのサブスクリプション(定期利用料)サービスである。
「Panda Cloud Office Protection」の特徴は次のとおり。
- 社内・支店・モバイルPCなど多拠点のPCプロテクションを、使いやすいWebコンソールでいつどこからでも一括管理できる。
- 新たなインフラの追加投資は必要ない。
- セキュリティ対策の複雑さや手間、コストを軽減するためのサービスを提供する。
従来、「Panda Cloud Office Protection」は年間単位でセールスパートナー経由よりライセンス販売されていた。同社は、毎月のクライアント数の変化に応じて無駄なく自由に数量変更が可能となる月額課金のニーズに対応するため、課金のシステムなどを検討。今回、ビープラッツが提供する決済代行までを行うサービス流通支援システム「SaaSplats(サースプラッツ)」上で、「Panda Cloud Office Protection」の月額課金版を提供する。
さらに同社は、ビープラッツのSaaSストアでの販売に加えて、ビープラッツと提携しているダイワボウ情報システム、ネットワールド等の流通パートナーを介した販売チャネルによる販売を行うとともに、現在のビジネスパートナーでの取り扱いも促進してゆくとしている。
「Panda Cloud Office Protection」価格(税込み)は次のとおり。初期導入費用は、不要。月額費用(PC・ファイルサーバ1台あたり)は、263円。なお、年額課金版の価格は、3150円。
「Panda Cloud Office Protection」
http://www.ps-japan.co.jp/pcop/
ビープラッツ
http://www.bplats.co.jp/
PS japan
http://www.ps-japan.co.jp/