NTTデータNCBは、販売管理や顧客管理などの業務系システムパッケージを中心としたWeb型のアプリケーション群「BeAd(ベアド)シリーズ」を2010年5月10日より販売開始すると発表した。
「BeAd(ベアド)シリーズ」は、独立した個別システムとしてだけでなく業務間の連携や、業務系システムと情報系システム(ポータルやグループウェア、ワークフロー)が相互に連携し、統合して利用できるというもので、今回販売されるシリーズのラインナップは以下の3種類。
- BeAd販売管理システム
- BeAd顧客管理システム
- BeAd勤怠管理システム
発表によれば、BeAdシリーズには主に以下のような特徴がある。
1. 段階的導入が可能な統合システム
導入にあたっては、情報系システムを先行導入し業務系システムを順次導入するなど、シナリオに合わせたソリューション選択や段階的導入が可能。
2. 見える化と見せる化
販売管理や顧客管理システムなどで蓄積した情報に関する各種分析帳票の出力に加え、情報ポータルへ掲載可能なグラフや表、アプリケーション、また辞書化して有効活用する仕組みなどを準備。それらの情報を必要な組織、人に合わせてポータルへ掲載することで、企業内情報の見える化・見せる化を促進する。
3. Webシステム基盤の標準化
同シリーズのアプリケーションは、Web開発基盤として実績のあるNTTデータ・ビズインテグラルの「Biz∫intra-mart」をベースとし、NTTデータNCBが独自に拡張した統一基盤上で開発しており、生産性とともに、NTTデータ イントラマートが提供する他のアプリケーションと組み合せて導入することで、拡張性のあるWebシステムも可能となる。
4. ユーザビリティの向上と統一
操作性を統一することで直観的な操作を可能にし、画面レイアウトをユーザーごとにカスタマイズできるなど、ユーザビリティ向上の仕組みを装備している。また、NTTデータの「i-lligraサジェスト」を標準で組み込むことで、入力サジェストによる入力効率や、マッチング検索による検索効率の向上が可能。
同社では、従来より西日本シティ銀行のITアウトソーシングサポート会社としてIT戦略をサポートしている。福岡県を中心とした九州地域企業に対し、BeAdシリーズを中心とした各種のITソリューションを積極的に展開していき、地域経済に貢献する情報サービス事業会社を目指す。
NTTデータNCBソリューションサイト
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