セールスフォース・ドットコムは2011年、日本にデータセンター(DC)を開設する。来日したマーク・ベニオフCEOが明らかにした。場所については「検討中」とするが、富士通のDCを活用する可能性は高い。両社が5月12日、グローバルでの包括的協業を発表したのも、その布石ととれる。
同社は現在、米国とシンガポールに3つのDCを保有する。しかし、顧客情報や取引情報といった重要データを海外の施設に預けることに対して抵抗を感じる日本企業は少なくなかった。同社はこうした不安を払拭するため、DC新設を決断した。
新データセンターにより、サービス品質の向上も見込める。データの物理的な伝送距離が短くなることから、ターンアラウンドタイムを改善できる。
セールスフォースはSaaS型の営業支援機能に加えて、2007年にForce.com、2008年にForce.com Sitesを提供開始。2009年には、「Chatter」と呼ぶコラボレーション向けの新機能を発表した。新データセンターによる処理性能の強化は、こうした事業拡大を後押しする施策といえるだろう。 (力竹)
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