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ジャストシステム、ファイルサーバーの容量圧迫の原因を可視化する「Green Document Management System」
2010年7月8日(木)折川 忠弘(IT Leaders編集部)
ジャストシステムは2010年5月20日、ファイルサーバー可視化ソフト「Green Document Management System(GDMS)」を発表した。ファイルサーバー内に不要なファイルを蓄積することによる混乱やディスクの浪費を抑制し、鮮度の高い情利活用を支援する。価格は300万円前後。
ジャストシステムの「Green Document Management System(GDMS)はファイルの更新日や作成日、種類などを識別し、ファイルサーバーの容量に占める割合を数値化する。管理者は容量圧迫の原因をファイルのさまざまな属性別に把握できる。誰も閲覧していない古いファイルを指定して削除したり、圧縮して任意のフォルダに移動したりし、ファイルサーバーの利用効率を高められる。
ユーザー別に保存ファイルのリストも作成可能。「管理者が利用者に対し、ファイルサーバー内の不要ファイルを削除するよう依頼しても、実際はあまり削除されず効果は薄い。だが、各自がどんなファイルを保存しているのかを示すことで不要ファイルを容易に確認でき、削除作業を促進できる」(エンタープライズ事業部 企画部 担当部長 日野隆教氏)という。(折川)