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アイ・ティ・フロンティア、大規模向け文書管理ソフト「OluOlu CABINET」を発表

2010年11月30日(火)IT Leaders編集部

アイ・ティ・フロンティアは2010年11月11日、文書管理ソフト「OluOlu CABINET」を発表した。2009年4月に提供開始したSaaS版をオンプレミス版として提供するもの。大規模な文書管理システムの構築を促し、各種の文書ファイルの管理を効率化する。

OluOlu CABINETはオープンソースのECMツール「Alfresco」を基に開発した製品。同社が「Adobe Flex」を使ってユーザーインタフェースを独自開発し、操作性を高めている点が特徴だ。

各種ファイルをサムネイルとして表示するプレビュー機能を備え、「競合他社製品はWordやExcel、PDF程度しかプレビュー表示できないのが一般的だが、OluOlu CABINETは一般的な業務アプリケーションで使用するファイルもプレビューできる」(システム構築本部 オープンシステム開発ユニット ITソリューション第二部 マネジャー 山脇一也氏)という。

フォルダ内に格納するファイルを一覧表示する際は、「ファイル名」や「作成者」といった属性情報を表示するのはもちろん、「契約者番号」や「社外秘区分」などの情報も、業務内容に応じて自由に選択表示できる。ファイルを検索する際の条件も、必要に応じて項目を追加することが可能だ。

オンプレミス版は他システムと連携できる点を訴求する。同社が顧客の環境ごとに個別で構築することとなるが、「これまでのSaaS版では個別のカスタマイズには限界があった。他システムと連携して運用したいというニーズは増えており、こうした要望をオンプレミス版は解決できる」(システム構築本部 オープンシステム開発ユニット ITソリューション第二部 部長 齋藤辰雄氏)。「SAML」と呼ぶ認証の仕様に準拠し、「Googleやセールスフォースの各サービスと連携してシングルサインオン環境も構築できる」(齋藤氏)という。なお、SaaS版とオンプレミス版の「OluOlu CABINET」を連携したり、SaaS版からオンプレミス版へ移行したりする際も「個別に対応する」(齋藤氏)。

オンプレミス版はサポート内容の違いなどから2種のメニューを用意する。顧客からの問い合わせに対して初回は4営業時間以内に回答する「ゴールド」と、2営業日以内に回答する「シルバー」がある。年額料金はゴールドが500万円、シルバーが125万円(ともに1プロセサあたり)。

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TCS / 文書管理 / 情報共有 / SAML / Adobe

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