[新製品・サービス]
クラウド基盤「IIJ GIO」のサービスを強化、遠隔操作データ消去や形態端末向けコンテンツ配信など
システム連携ソフトのインフォテリアと協業
2010年12月24日(金)栗原 雅(IT Leaders編集部)
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2010年11月9日、クラウド基盤サービス「IIJ GIO」のサービス強化を発表した。システム連携ソフトのインフォテリアと協業し、モバイル端末向けのコンテンツ配信アプリケーションサービスをIIJ GIO上で展開する。
サービス名称は「IIJ GIOスマートモバイルソリューション」。12月から同ソリューションの1メニューとして、インフォテリアが開発したコンテンツ配信ツール「Handbook」の提供を始める。HandbookはワードやPDFなどのドキュメントをサーバーに格納し、iPadやiPhoneからオンラインやオフラインで閲覧できるようにするツール。教育機関における教材を皮切りに、商品カタログなど営業資料の電子化用途で企業利用が広がりつつある。
新メニューでは、IIJ GIOの「Smart Mobile Manager」と呼ぶ端末管理機能によってコンテンツ配信対象の端末を一元管理。遠隔操作で端末の機能を停止したりデータを消去したりして、企業利用に不可欠な安全性を高める。
料金は1000ユーザーで月額10万円。初期費用が15万円。 (栗原)