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日本オラクル、Oracle RAC環境を40分で構築する仮想サーバーイメージを提供

2010年12月9日(木)IT Leaders編集部

日本オラクルは、データベースの負荷分散クラスタであるRAC(Real Application Clusters)の初期設定にかかる手間を省いてシステム環境を短時間に構築するための雛形となるソフトウエア・キットを提供開始した。Oracle VMを動作させたサーバー機の上に、複数台の仮想サーバーで構成するRAC環境を40分程度で構築できるという。同社のWebサイトからダウンロードして入手できる。2010年12月9日に発表した。

今回提供を開始したソフトウエア・キットは、Oracle VM上で稼働する仮想サーバー・アプライアンスの形態をとっており、OSやOracle Database、Oracle RAC、各種ミドルウエアなどを含む。仮想サーバーとOSを起動させると、初期インストール/初期設定用のシェル・スクリプトが立ち上がる。いくつかの質問項目に対話型で回答するだけで、システム環境を構築・設定できる。

Oracle RACの運用に合わせたミドルウエアとして、運用管理ソフト「Enterprise Manager」のエージェントや、サーバーからのストレージ・アクセスを仮想化するソフト「Automatic Storage Management」(ASM)なども含んでいる。

なお、同社は以前から、Oracle VMの関連サービスとして、OSやミドルウエアの初期設定にかかる手間を省いてシステム環境を短時間に構築するための雛形となる仮想サーバー・イメージ「Oracle VM Templates」を提供してきた。今回新たに、Oracle VM Templatesの対象ミドルウエアを拡充し、Oracle RAC向けを追加したかたち。2010年11月現在、Oracle VM Templatesの数は、OSやミドルウエア向けに全30種類。

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Oracle / Oracle RAC / クラスタリング / 負荷分散

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