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富士通、クラウドGISによるマーケティング分析ツールを発売

2011年1月14日(金)IT Leaders編集部

富士通システムソリューションズ(Fsol)は、クラウド型のマーケティング分析サービス「WebSERVE smart 地図マーケティングon Azure」を開発し、2011年1月13日より販売開始した。価格は、月額費用(税別)が10万円/月~。

同サービスは、マイクロソフトのクラウドOSであるWindows Azure上で動作する、GIS(Geographic Information Systems:地理情報システム)技術を活用したもので、最新の地図上に、現在保有している顧客情報をさまざまな視点で表現することができる。

同社はすでに、SaaS型サービスによる「WebSERVE smart 地図マーケティング」を2010年2月より提供しているが、今回、各業種の企業ニーズに合わせてカスタマイズ可能なサービスとして、Windows Azureによるクラウドサービスの提供を開始する。「WebSERVE smart 地図マーケティング on Azure」の特徴は以下のとおり。

  1. 各企業の活用目的に合わせたカスタマイズ
    「効率的な顧客訪問順序・ルートを検索できるようにしたい」、「独自の帳票を追加したい」、「各家に表札をつけたい」など、活用目的に合わせカスタマイズして提供できる。
  2. プライベートクラウドによる堅牢なセキュリティ
    利用企業ごとにWindows Azure環境を準備するほか、独自のセキュリティの仕組み(SSLなど)を組み込むことも可能。経営情報・顧客情報・個人情報などセキュリティの確保が必要な情報でも登録して利用できる。
  3. ユーザーデータを自由に作成
    地図上に表現させる情報は、ユーザーテーブルとして任意のフォーマットで自由に作成できる。データ更新は、画面から更新・CSVによる更新・定期自動更新が可能。
  4. 各種の表現方法
    固有情報の表示は、点・面(フリー形状)が選択でき、マークを分けることで複数の情報(顧客情報・契約情報など)を重ね合わせることができる。また、対象項目や範囲による色分け表示が可能。
  5. 最新の地図情報
    年に数回の地図情報更新が実施され、常に最新の地図情報を利用することができる。
  6. セキュリティ管理
    きめ細かい操作制約(セキュリティ)をかけることができ、部門・役職にかかわらずそれぞれの権限に応じて利用できる。

富士通システムソリューションズ
http://jp.fujitsu.com/group/fsol/

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