[新製品・サービス]
日本IBM、導入の敷居を下げ短期間で稼働させるBPMソフト新版「WebSphere Lombardi Edition V7.2」
2011年3月11日(金)折川 忠弘(IT Leaders編集部)
日本IBMは2011年1月20日、ビジネスプロセス管理(BPM)ソフト「WebSphere Lombardi Edition V7.2」を発表した。同社が2010年1月に買収した米ロンバルディの製品をもとに、日本語化するなどして機能を拡充した。
WebSphere Lombardiは業務プロセスのモデリングや実行エンジン、監視などの機能をワンストップで提供するソフト。一連の作業を単一インタフェースでカバーし、機能別に専用ツールを用意する必要がない。「SOA基盤がなく、特定の業務プロセスだけ見直したい企業に特に有効」(ソフトウェア事業 ソフトウェアマーケティング ミドルウェア&ソリューション 部長 渡辺隆氏)とする。
新版は業務プロセスの無駄を洗い出す「クリティカル・パス管理」機能を追加した。業務プロセス上のボトルネックや各プロセスの進捗状況を把握できるようにし、無駄のない業務プロセス構築を支援する。従来モデルは現在の業務の流れを図式化するだけだった。
どれだけ人員やコストをかければプロセスの遅延を防げるかをシミュレーションできるほか、実行中のプロセスの完了期限を変更し、最適なプロセスになるよう修正することも可能だ。
Microsoft OfficeやSharePoint、Outlookといったマイクロソフト製品からWebSphere Lombardiを呼び出して規定したアクティビティを実行することもできる。「業務プロセス改革はエンドユーザーの協力が不可欠である。エンドユーザーが容易にプロセス改善に取り組めるよう配慮した」(渡辺氏)。なお、現状では一般的なモデリング言語「BPEL」には未対応だ。
価格(税別)は786万5000円(100PVU)。ユーザーライセンスが13万5900円、開発環境のユーザーライセンスが71万5000円。 (折川)
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