日立情報システムズ(日立情報)は2011年3月11日、スマートフォンをビジネスで活用するためのマネージドソリューションを、2011年5月より提供開始すると発表した。
同ソリューションは、複数のキャリアのスマートフォンが混在しているエンタープライズ環境でも一元的に管理が可能な、マルチキャリア、マルチデバイス(OS)、マルチネットワークに対応したもの。
企業のスマートフォン導入に際しては、異なるキャリア端末の一元管理の問題のほか、スマートフォンの紛失による情報漏えい対策、ウイルス感染などセキュリティ脅威への対策など、さまざまな課題がある。同社はこれまで、情報セキュリティ対策の各種課題に応えるセキュリティソリューション「SHIELD」を展開してきたノウハウを活かし、同ソリューションを開始するとのこと。
同ソリューションの特徴は以下のとおり。
- マルチデバイス・マルチキャリア・マルチネットワークに対応:スマートフォン端末(デバイス)やキャリア、ネットワークすべてに対応。複数の形態が混在した環境においても、一元的な管理が可能となる。
- 海外からの利用に対応:中国をはじめとする海外でのスマートフォン利用ニーズに応える。
- コンサルティングサービスを提供:セキュリティの専門スタッフによるコンサルティングサービスにより、長期的な視点でのセキュリティ環境の構築支援が可能。
同ソリューションでは、以下のメニューが提供される。
- 権限管理
スマートフォンからの社内システムへのアクセス権限について、新規職員への権限付与/退職者等への権限失効といった権限管理のための認証機能を提供する。 - アクセス先制御
スマートフォンから社内システムへのアクセスを制限し、職務権限に合ったアクセス制御機能を提供する。 - ウイルス対策
スマートフォンをターゲットにしたウイルス対策ソリューションを提供する。 - ポリシー管理
・配布機能:アプリケーション等の配布を、リモートで実施する。
・資産管理機能:スマートフォンの設定情報をリモートで管理する。 - 紛失対応
・リモートロック:スマートフォンを利用できないようにリモートでロックする。
・リモートワイプ:スマートフォン内のデータをリモートで消去する。 - 緊急時対応
セキュリティ・インシデント(サービスに影響を与えるトラブルなど)が発生した際、その解決のために企業がとるべき対応を適切にアドバイスする。
同社では、スマートフォンを活用してビジネスのスピードと効率の向上を図りたい企業に向け、同ソリューションを展開していく。
「企業向けスマートフォンマネージドソリューション」
http://www.hitachijoho.com/solution/cloud/sp_ms.html
日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



