NECは2011年6月30日、データ・バックアップ用NASストレージ「iStorage HSシリーズ(HYDRAstor)」の最エントリに位置する新機種「iStorage HS3-30T」を出荷する。同時に、同製品とILMソフト「StorageForce」を組み合わせたパッケージ「バックアップ時間短縮ソリューション」を出荷する。価格は、iStorage HS3-30Tが298万円(税別)から。ILMソフトとのパッケージが378万円(税別)。
iStorage HSシリーズ(HYDRAstor)は、NECが開発した、データ・バックアップ用途のNASストレージ。特徴は、クラスタリング構成によるノードの拡張によってアクセス性能やストレージ容量を拡張できることと、重複排除機能(可変長ブロック)によってデータ量を削減できること。今回新たに、エントリ機種となる「iStorage HS3-30Tシングルノードモデル」(2Uラックマウント大、物理容量は2.4T~7.1Tバイト)を用意した。
今回、ファイル・サーバーの使用容量を減らすことによってバックアップにかかる時間を短縮することを狙ったパッケージ製品も用意した。iStorage HS3-30Tの最小構成(物理容量2.4Tバイト)とILM(階層型ストレージ管理)ソフト「StorageForce」を組み合わせた「バックアップ時間短縮ソリューション」である。なお、StorageForceは、移動先ファイルへのリンク情報を移動元に残すことで、ファイルを分散配置する。
バックアップ時間短縮ソリューションでは、使用頻度が低いファイルをStorageForceのILM機能によって自動的にiStorage HS3-30Tへと移動させる。これにより、本番環境のファイル・サーバーの使用容量が減るため、ファイル・サーバーのデータ・バックアップに要する時間を最大で40%短縮できる、としている。
加えて、価格を従来の半分としたレプリケーション・ソフト「レプリケーションソフトウェア」(税別100万円から)と、遠隔操作でストレージの電源をON/OFFするための「電源制御ソフトウェア」(税別10万円から)も用意した。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


