EMCジャパンは2011年10月7日、重複除外機能を搭載したバックアップ用ストレージ製品「Data Domain(DD)」シリーズの中小規模向けラインナップを刷新した。本日より発売を開始する。
発表会で特にアピールしたのは、小規模ユーザー向けのローエンドモデル「DD160」だ。RAID-6のデータ保護やレプリケーション機能などを搭載するほか、すべてのData Domainソフトウェアに対応する。実効容量は1.6TBと3.98TBの2種類。
従来、EMCは同一ターゲット向けに「DD140」と呼ばれる製品を持っていたが、RAID-6を備えていないことや保存容量が固定されていることなどを理由に国内での販売には注力してこなかった。国内では実質的に初のエントリー向け製品となる。
主なターゲットは地方の中小規模の拠点。ディスクによるバックアップシステムに関心は示しつつも、コストの関係でテープを利用してきたユーザーを狙う。「上位機種ではオーバースペックで訴求できていなかった層にピタリとはまる製品。例えば、オートローダー8巻で1カ月分のバックアップを運用をしているような場合を想定している。パフォーマンス的にも自信を持ってお勧めできる製品」(BRS事業本部 本部長 河野通明氏)。
DD160については、リセラー経由の販売のみ。テープ撲滅キャンペーンやDR体制構築サービスなど各ソリューションベンダーの強みを生かしたキャンペーンを展開する予定だ。 初年度の売上の目標は1000台。「これまでのDDの販売台数の2割にあたる数字。それだけ自信を持っている」(河野氏)。 価格は1.6TBモデルで105万円から(税込)。
また、今回のリニューアルではミッドレンジ向けの「DD640(DD630の後継)」「DD620(DD610の後継)」をリリース。いずれも旧バージョンと比べて、価格を下げつつ、保存容量やパフォーマンスを向上させた。
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