IBMは2014年2月4日、2014年のソフトウェア事業戦略を発表した。過去数年間にわたり取り組んできた、ソーシャルビジネスやモバイルファーストといったテーマに継続的に注力する。
既存ソフトウェア資産のクラウド化
ソフトウェアのクラウド化を本格的に進める。これまでは、「IBM SmarterCloud Enterprise+」をはじめ、IaaSを中心にサービス展開を進めてきたが、ミドルウェア(PaaS)や、アプリケーション(SaaS)にも範囲を広げる。さらに、BPaaS(Business Process As a Service)と銘打って、ビジネスプロセス管理ソフトもクラウドサービスとして提供する。将来的には、全てのソフトウェアをクラウドサービス化する予定。オンプレミスでの提供も続ける。顧客が自社のニーズに合わせて選択できるようにする。