アサヒビールは2014年6月5日、スマートフォンユーザー向けのプレゼントキャンペーンを開始した。これに伴い、自社製品を取り扱う飲食店に消費者を誘導するスマートフォンアプリに機能強化を施した。サービスや技術を提供したビッグローブとNECが同日発表した。
同社は従来から、自社製品を取り扱う飲食店を地図や地域名から検索・表示するスマートフォン向けアプリを提供している。今回、新規キャンペーンを実施するにあたり、同アプリに新機能を追加した。スマートフォンカメラで認識した画像をサーバーに登録済みの画像とマッチングし、画像ごとにあらかじめ指定されたWebページを表示する機能だ。
製品ロゴ画像と応募ページをひもづけた。消費者は、店頭や街中などに表記されている製品ロゴにスマートフォンをかざすことでキャンペーン応募ページにアクセスできる。簡単に応募できる利便性を提供することでアプリ利用者を増やし、製品の認知拡大や販売する飲食店の集客力強化を図る。
新機能は、マーケティング支援サービスである「BIGLOBE mirucamera」を利用して実現した。同サービスは、画像認識技術にNECの「GAZIRU」を採用している。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | アサヒビール |
業種 | 製造 |
導入システム | スマートフォンアプリ |
導入目的 | 自社製品の認知拡大、販売店舗の集客力強化 |
導入時期 | 2014年6月 |
主な利用サービス | 「BIGLOBE mirucame」 |