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セガ、新規ビジネスの創出を目指してBIツールを利用開始

2014年6月18日(水)IT Leaders編集部

セガは2014年5月、社内に散在するデータを統合分析するためのシステムを利用開始した。導入を支援したアシストと、製品開発元であるクリックテック・ジャパンが2014年6月18日に発表した。

同社は、コンシューマ・オンラインやアミューズメントといった事業を通じて大量の利用データを収集している。しかしこれまで、そうしたデータは事業ドメインごとに管理しており、新たな製品・サービスやマーケティング施策の創出といった全社レベルの活用には至っていなかった。

そこで、事業ドメインを超えたデータ共有や分析を実現することを目指し、BIシステムを導入した。

新システムは各事業で収集するデータを集約し、仮想データウェアハウスを構築。事業ドメインを超えた統合的な分析を可能にするものだ。ユーザーである社員は、自分の見たい切り口でアドホックにデータを参照・抽出できる。ユーザー自身が業務に合わせて情報ダッシュボードを作成することもできる。

インメモリー型のBIツールを採用した。これにより、一般的なオフィスツールでは取り扱うことが難しい大量のトランザクションデータを高速で分析できるという。

なお、同社は「SAP InfiniteInsight」を用いたデータマイニングシステムを構築済み(参考記事:セガ、ビッグデータ分析基盤を整備し事業ドメインを超越した製品・サービスを提供へ)。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 セガ
業種 ゲーム機器・ソフトの製造・販売
導入システム BIシステム
導入目的 製品・サービスの設計、マーケティング施策の立案
導入時期 2014年5月
主な利用製品 「QlikView」

 

関連キーワード

エンターテインメント / QlikView / インメモリー

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