[新製品・サービス]
セールスフォース・ドットコム、顧客エンゲージメント強化を支援する「Salesforce1 Community Cloud」をリリース
2014年9月2日(火)IT Leaders編集部
米セールスフォース・ドットコムは2014年8月27日、企業のカスタマーエンゲージメントの取り組みを支援するクラウドサービス「Salesforce1 Community Cloud」を発表し、提供を開始した。同社が2013年夏より公開していたデジタルコミュニティ構築サービスを刷新したもので、新しいサービス名で提供される。
CRM(顧客関係管理)やデジタルマーケティングの一環で、企業が自社の顧客ひとりひとりとの結びつきを強化するカスタマーエンゲージメント(Customer Engagement)の取り組みが注目されている。Salesforce1 Community Cloudは、企業が自社ブランドの商品やサービスと、顧客、パートナー、従業員とのエンゲージメントの強化を支援するクラウドサービス。自社のビジネスプロセスと連携したデジタルコミュニティを構築できる点をセールスポイントとしている。
Salesforce1 Community CloudのPC上での操作イメージ(出典:セールスフォース・ドットコム)拡大画像表示
冒頭で触れたとおり、Salesforce1 Community Cloudは、セールスフォース・ドットコムの既存のデジタルコミュニティ構築サービスを刷新したもので、新サービスではモバイルデバイス対応といくつかの機能強化が図られている。同社のSalesforce1 Community Cloud担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのナシ・ジャザイエリ(Nasi Jazayeri)氏によれば、最初のコミュニティサービスは、リリース後1年間ですでに2000を超えるアクティブなコミュニティが運営されているという。
なお今回のサービス刷新にあたってセールスフォース・ドットコムは、採用担当者と採用希望者の緊密なコミュニティを創出したクラウドサービスの好例として、キャリア支援SNS「LinkedIn」の名前を挙げている。
Salesforce1 Community Cloudの米国での基本料金は月額500ドルで、2014年10月には、新しい強化機能の一般提供が開始される予定。同社は、新しいSalesforce1 Community Cloudの提供で、35億米ドル規模のエンタープライズコラボレーション市場における認知度をさらに広げていくとしている。
Salesforce1 Community Cloudのタブレット上での操作イメージ(出典:セールスフォース・ドットコム)拡大画像表示
CRM / マーケティング / エンゲージメント / Salesforce
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