[事例ニュース]

慶大SFC、自前のオンラインストレージ環境で学内の情報共有を加速

2014年9月10日(水)IT Leaders編集部

慶應義塾大学は2014年3月、湘南藤沢キャンパス(SFC)にオンラインストレージを導入した。同キャンパスに通う約6000人の教員や学生が利用する。導入を支援した日商エレクトロニクスと製品開発元であるシトリックス・システムズ・ジャパンが、2014年9月9日に共同で発表した。

SFCに所属する教員や学生は、ノートPCやスマートフォン、タブレット端末を使って研究や学業に励んでいる。そうしたなかで作成・利用するデータの保存には、ファイルサーバーを用いていた。しかし、保存領域を個別に割り当てるこのやり方に対しては近年、「授業やゼミ、サークルといった単位でファイルを共有できない」「スマートフォンやタブレット端末でファイルを利用できない」といった不満の声が寄せられていた。

そこで、ユーザーがデータ共有の範囲を任意に設定できる一方で、端末を選ばないオンラインストレージへの移行を決めた。教育データや研究データをより容易かつ安全に管理・共有できるようにし、教員や学生が学習・研究意欲を向上させることが狙い。

データの保存先は、キャンパス内に設置したシトリックス製のストレージ。オンプレミスでのストレージ運用により、データの安全性を担保する。パブリッククラウドを利用する場合と比べて、ファイルのアップロードやダウンロードにかかる時間を大幅に短縮する効果も出ているという。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 慶應義塾大学
業種 教育・研究機関
導入システム オンラインストレージ
導入目的 教育・学習意欲の増大、付随業務の効率化
主な利用製品 「Citrix ShareFile」
関連キーワード

教育機関 / 文教 / 大学 / オンラインストレージ / Citrix / ShareFile

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