高島屋は、紙の商品カタログの画像をスマートフォンで読み取ることでオンラインストアにアクセスできるアプリを開発。配信を開始する。バレンタイン商戦に向け、まずはチョコレート菓子のカタログを適用対象にする。
店舗やネットなど様々な販売チャネルを融合することにより、顧客の利便性向上や販売機会の増大を図るオムニチャネル化への取り組みの一環。今回のチョコレート菓子に続き、対象カタログを増やしていく計画だ。
新アプリは、スマートフォンをカタログ上の商品画像にかざすとその画像の特徴データを抽出。クラウド上の商品画像データベースと照合したうえで、該当する商品の紹介文を表示する。利用者が紹介文をタップすると、オンラインストア上の商品サイトに遷移する。
このアプリにより、利用者はカタログ掲載商品を購入するためわざわざ店舗に出向いたり、オンラインストア上で改めて検索するといった手間を省ける。
NECが独自の画像認識技術を利用して開発した。Google Play、iTunes App Storeにおいて無料配信する。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 高島屋 |
事業内容 | 流通 |
導入システム | 画像認識アプリ |
導入目的 | 顧客満足度の向上、販売機会の増大 |
主な利用技術 | 「GAZIRU」(NECの画像認識技術) |