すかいらーくは、100億レコード超のデータから顧客像を読み解きOne to Oneのマーケティング施策に生かす基盤として、SAPのデータマイニングソフトを導入した。導入を支援したブレインパッドと、製品開発元であるSAPジャパンが2015年2月18日に発表した。
すかいらーくは、100億レコード超のデータから顧客像を読み解きOne to Oneのマーケティング施策に生かす基盤として、SAPジャパンのデータマイニングソフト「SAP InfiniteInsight」を導入した。ブレインパッドが構築を支援した(関連記事:すかいらーく、全国3000店舗のデータ分析基盤をクラウド使い3カ月で再構築)
モバイルアプリという新たな顧客接点の登場をきっかけに、企業が活用できる顧客データの量やバリエーションが増えている。同社はこれを好機ととらえ、店舗やアプリで収集する顧客データを解析するためのビッグデータ分析基盤を導入した。同社はこの新システムを、1人ひとりの顧客像を把握しワン・トゥー・ワンのマーケティングを実現するための足がかりにする構えだ。
新システムは、全国に約1300店を展開するファミリーレストラン「ガスト」のPOSデータや、公式モバイルアプリ「ガストアプリ」のログデータなど100億レコードを超える顧客データを解析。顧客像をモデリングしたうえでキャンペーンやクーポン配布といったマーケティング施策を立案・実行し、その効果を検証するまでを支援する。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | すかいらーく |
事業内容 | 外食 |
導入システム | データマイニング |
導入目的 | マーケティング強化 |
主な利用製品 | 「SAP InfiniteInsight」 |