NECとNECプラットフォームズは2015年7月24日、中小規模事業所を対象にしたIP-PBXの新製品「UNIVERGE Aspire UX」を発売したと発表した。Webブラウザを使ってのビデオ通話など、UC(Unified Communication)の機能を強化した。
「UNIVERGE Aspire UX」は、NTT東日本/西日本やKDDIなど複数のIP電話サービスキャリアに対応したIP-PBX。オフィス間をIPネットワークで接続したり携帯電話を内線電話として利用したりできる。オプションのルーターユニットを搭載すれば、光回線などギガビット対応のIP回線サービスが使える。
UC(Unified Communication)機能を強化した。ビデオ通話では、Webブラウザ(Google Chromeのみ利用可)から利用できるようにした。WebRTC(Web Real-Time Communication)技術を採用し、専用サーバーやクライアントアプリケーションなしに、最大4人が同時に通話できる。
また、専用サーバーなしにプレゼンス表示やチャット、メール連携などの機能を提供する「デスクトップコミュニケータUC100」の電話操作性を高めた。UNIVERGE Aspire UXの主装置に登録されている電話帳(最大1万件)と連携し、利用者自身が明示的に電話帳に登録しなくても、電話帳検索やワンクリック発信ができるようにした。
保守面では、「かんたん設定」の機能を強化し、Web管理画面からネットワークを構築したりIP電話サービスを選択したりを簡素化した。
UNIVERGE Aspire UXの価格は60万3600円(税別、以下同様)、2015年8月5日から出荷する。高速通信対応のルーターユニットは 7万8000円で、2015年9月9日から出荷する。
NEC / NECプラットフォームズ / UNIVERGE
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