サイボウズは2015年11月30日、大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」のパッケージ版の最新バージョン「4.2」を販売開始した。新たに「出欠確認機能」や「施設の利用申請機能」などの機能を追加している。
サイボウズの「ガルーン」は、数万規模で利用できる高いスケーラビリティと使いやすいユーザーインタフェースが特徴のWeb型グループウェア。全社の情報共有基盤としての用途に加え、部門や拠点間を越えたコミュニケーションの促進にも利用可能となっている。また、多言語、タイムゾーンに対応していて、企業の国際化を支援する。
パッケージ版の最新バージョン「ガルーン 4.2」では、クラウド版の「Garoon on cybozu.com」で先行して提供している新機能を搭載した。
予定登録時に参加者の出欠を事前に確認できる「出欠確認機能」や、施設予約に際し承認フローを設ける「施設の利用申請機能」の搭載に加え、合計52件の機能追加・改善を実施している。
同社は、クラウド版に続いてパッケージ版も機能強化することで、Notesなどほかのグループウェアからの乗り換えの促進を目指すとしている。Notesユーザー向けの移行セミナーや、Notesからの移行サービスの開発などを実施する予定だ。