東京エレクトロン デバイス(TED)は、プログラミング不要のIoT(Internet of Things)向け開発クラウドサービスである、「Connexon」の利用申し込みの受け付けを開始した。アプリケーションの開発期間やコストを削減し、迅速にサービスを開始できる。
「Connexon」は、システム環境やデータ処理要件にあわせ、IoT(Internet of Things)システム構築に必要なデータ入力から出力までの一連のデータ処理プログラム(データフローアプリケーション)を、Web GUIを使用しプログラミング不要で開発できるクラウドサービスである。
開発したデータフローアプリケーションのバイナリーデータをダウンロードし自社のシステムに自由にインストールできるため、より効率的で柔軟なIoTシステム開発が可能になる。
各種データ処理に必要となる機能コンポーネントをあらかじめ用意しており、マウス操作でコンポーネントを接続してパラメーターを設定することで簡単にデータフローを作成可能だ。既に保持しているデータ処理プログラムを組み込むこともできる。
機能コンポーネントには、ファイルへの出力やファイルからの読み出し、データのフィルタリング、標準出力、データベースへのインサート、HTTPノード間転送、WebSocket通信、FFT、クラウド連携などがある。