日立ソリューションズは2018年2月8日、米WalkMeのUX改善ソフトウェア「WalkMe」を発表、同日販売を開始した。吹き出し表示や入力内容の自動チェックなどのガイダンス機能によって、Webシステムのユーザーの操作手順を視覚的にナビゲートするソフトである。操作マニュアルの作成、更新、問い合わせ対応といったシステム管理者の負荷を軽減するとしている。価格はオープン。
日立ソリューションズは、米WalkMeのUX改善ソフトウェア「WalkMe」の販売を開始した。Webシステムの画面上で、吹き出し表示(バルーンヘルプ)、入力内容に応じた動的な表示、入力内容の自動チェックなどのガイダンス機能を提供する。複数のシステムをまたがって、業務目的に応じた操作手順を視覚的にナビゲートし、利用者のミスのない入力を支援する。
図1:WalkMeの概要(出典:日立ソリューションズ)拡大画像表示
Webシステムの画面上に仮想レイヤーを作成し、ナビゲーションを表示する仕組み。このため、既存システムに変更を加えることなく導入できる。また、エディター機能を備えており、ナビゲーションを簡単に追加、修正できる。システムの画面を変更した際には、ナビゲーションも自動で変更される。
これらにより、システム担当者は、操作マニュアルの作成・管理や問い合わせ対応、トレーニングなどのサポート業務の負荷を削減できる。また、ユーザーごとに操作内容を記録するため、入力にかかる時間などシステムのROIを測定できる。
SalesforceやServiceNow、Dynamics 365などの主要なWebシステムには標準で対応しており、インストール後すぐに導入できる。
日立ソリューションズ / WalkMe / デジタルアダプション / UI/UX
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