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オラクルの人材管理クラウドを導入―半導体製造装置の新川

2018年2月14日(水)IT Leaders編集部

日本オラクルは2018年2月13日、半導体製造装置の製造・販売を行う新川が、グループ全体712名の人材情報の一元管理と人材の有効活用基盤としてオラクルの人材管理クラウド「Oracle HCM Cloud」のタレントマネジメントを導入したと発表した。

 新川は、同社の掲げる「組織活性化と人材育成」の実現に向けて、まずは本社の社員を対象にした人材情報の管理や、社員自身が果たすべき業務を管理・評価するリアルタイムミッション管理を可能にする総合人材データベースとして「Oracle HCM Cloud」を活用することを決定した。

 同社は、従来の評価制度の見直しを行っており、年次評価ではないリアルタイムミッション管理の仕組みは、この取り組みの1つである。さらなる組織活性化に向けて、年次・中間などの人事評価を行わない「ノーレイティングス」の仕組みの導入も視野に入れている。

 こうした背景から、人材情報の一元化、適材適所配置のためのデータ分析、将来的にノーレイティングスの導入を支える仕組みとして、Oracle HCM Cloudを採用した。

 今回の導入により、時間を問わず最新の人材情報にアクセス可能になるため、上司と社員がリアルタイムにコミュニケーションを図りながら、業務の進捗確認・評価ができるようになる。これにより、各社員の多様な能力の発掘、個人の主体的な目標設定、社員同士のコラボレーションによる組織活性化と人材育成を支援するとしている。

 なお、新川は、ボンディング技術を用いた半導体のワイヤボンディング装置を提供している企業である。半導体組立工程にIoT機能を取り込んだ製品など、革新的な開発で継続的な事業成長を目指している。

 中期経営計画の「Challenge Shinkawa 2020」のなかで「組織活性化と人材育成」を掲げており、市場の変化に迅速に対応し、革新的な開発を担う技術者の育成、年齢・出身国・業務経験にこだわらない多様な社員の発掘や育成を強化していくことを目標にしている。

 この中で、散在している人材情報、業務の進捗管理・目標設定などの効率化やデータ分析による適材適所の組織づくりなどに課題があったとしている。

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