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つり銭機をセットにしたタブレット型セルフレジ、Okageが提供

2018年3月2日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Okageは2018年3月2日、飲食店向けのタブレット型セルフレジシステム「Okageセルフレジ」を発表した。クラウド型のモバイルオーダー&モバイルPOSシステムと、セルフ決済端末向けのつり銭機をセットにした。2018年3月1日から提供している。

 Okageセルフレジは、Okageのモバイルオーダー&モバイルPOSシステムと、グローリーのセルフ決済端末向けつり銭機「380シリーズ」を連動させたシステム製品である。前払い業態の飲食店における券売機としての利用や、後払い業態の飲食店や催事場における無人レジとしての利用など、幅広い用途を見込む。

 ハードウェア面の特徴は、タブレット端末とつり銭機を独立して設置することができること。これにより、様々な画面サイズのタブレットを利用できる。つり銭機は、横置きで幅400mm、縦置きで幅260mmとコンパクトなため、これまで券売機を置くスペースがなかった店舗でも設置できる。

 ソフトウェア面の特徴は、メニューのレイアウトを簡単に編集できること。紙のメニューイメージをそのまま取り込んで利用したり、店舗スタッフが簡単な操作で画面を更新したりできる。

 モバイルオーダー&モバイルPOSシステムはクラウドサービスなので、全国に設置した端末をWeb管理画面上から一斉に更新するといったことができる。例えば、ランチメニューとディナーメニューで表示内容を変えたり、複数の外国語に対応させることも簡単にできる。

 券売機として利用する場合、注文情報は、キッチンディスプレイやキッチンプリンタにリアルタイムに伝達される。

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