JSOLは2018年5月29日、企業がIoTを活用した新ビジネスモデルを実現するための支援サービス「JSOL IoT Digital Service」を発表した。2018年11月から提供する。Microsoft AzureのPaaS機能にJSOLのコンサルティング/システム構築サービスを組み合わせてサービス商材化した。利用量に応じて従量制で課金する。販売目標は、今後3年間で50社。
IoTを活用した新事業を支援するSIサービスである。(1)コンサルティング、(2)クラウドを使ったIoT基盤、(3)基幹システムと連携したシステム構築サービス、―などで構成する。
図1●JSOL IoT Digital Serviceの概要(出所:JSOL)拡大画像表示
(1)コンサルティングでは、デザインシンキング技法などを用いて、ユーザーのIoT活用モデルを検討する。適用技術の検討、利用デバイスの選定、収益モデルを含めたビジネスモデルの検討を支援する。
(2)IoT基盤サービスでは、PoC環境をクラウド上に構築する。利用量にあわせて従量制で課金する。IoTに必要なデバイス(センサーなど)はJSOLが調達する。
(3)IoT基盤と基幹システムを連携させたシステムを構築する。機械学習や各種コグニティブサービス(画像・音声認識)を組み合わせた、高度なIoTプラットフォームの構築を支援するとしている。
第1号ユーザーが日本アンテナである。新事業である「危機管理型水位計(洪水時のみ水位を観測する水位計)」の基盤として採用した。
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