北陸銀行(本店:富山県富山市)は、Webサイトに利用者からの質問に自動で応答するチャットボットを導入した。システム基盤として、ユーザーローカルがクラウド型で提供する「サポートチャットボット」を採用した。ユーザーローカルが2018年8月10日に発表した。北陸3県の地方銀行では初のチャットボット導入事例という。
北陸銀行は今回、Webサイトを訪れる利用者の利便性の向上と、非対面チャネルの強化を目的に、Webサイトにチャットボットを導入した。これにより、24時間365日いつでも質問を受け付けられるようになった。Webサイト閲覧時に商品やサービスの内容に関して質問を入力すると、チャットボットが回答を表示する。
図1:北陸銀行がWebサイトに導入したユーザーサポート用のチャットボット画面のイメージ
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チャットボットの基盤として、ユーザーローカルの「サポートチャットボット」を採用した。ユーザーサポート業務に特化したチャットボットである。60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基付いた自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用している。利用者との会話データをもとに自動で学習し、表示する回答を最適化していくことができる。