[新製品・サービス]
日立ソリューションズ、Salesforce CRMとLINEの連携サービス、LINEからコンタクトセンターに問い合わせ
2018年10月23日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
日立ソリューションズは2018年10月23日、Salesforce.comのCRM(顧客関係管理)サービスを利用してコンタクトセンターを運営している企業に向けて、LINEからの問い合わせに対応できるようにするサービス「コンタクトセンター向けマルチチャネル連携サービス」を発表した。2018年10月24日から販売する。価格は、個別見積もり。
日立ソリューションズは、Salesforce.comが提供するクラウド型のCRMアプリケーションでコンタクトセンターを運営している企業に向けて、LINEとSalesforce.comとの間でデータを連携させる機能を提供する。Salesforce.comをカスタマイズすることなく、電話、メール、Webサイトという既存のチャネルに加えて、LINEからの問い合わせを受けられるようになる。LINEのデータをSalesforce.comで保管して活用することで、問い合わせに対する回答の品質も高められる。
日立ソリューションズは、Salesforce.comを利用したコンタクトセンター向けのシステムを提供している。今回、コンタクトセンターの効率化と顧客満足度の向上を目的にLINEの活用を検討している企業に向けて、SalesforceとLINEを接続できるサービスを提供することにした。
サービス提供の背景について同社は、コンタクトセンターでは、電話、メール、Webサイトに加え、SNSなどの新たな手法をチャネルとして使っていることを挙げる。「SNSの中でも、アクティブユーザー数が多いLINEを活用して顧客とコミュニケーションを図る企業が増えている」という。