ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、会計/ERPパッケージ「mcframe GA Global Link」を使って海外拠点会計管理システムを構築した。ERPソフトの提供元である東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)が2018年12月18日に発表した。
ZOZO(2018年10月1日にスタートトゥデイから社名変更)グループは、ファッション通販サイトのZOZOTOWNをメインの事業にビジネスを展開している。また、ECサイトの運営支援を行うB2B事業や、ZOZOTOWNおよびWEARの集客力を活用した広告事業なども行っている。
ZOZOは、海外拠点におけるタイムリーかつ正確な経営数値の把握を目指し、システムの導入を検討していた。この課題を解決できることと、将来的なグローバル化への適合性を評価し、「mcframe GA」を採用した。
mcframe GAは、東洋ビジネスエンジニアリング(現社名:ビジネスエンジニアリング、略称:B-EN-G)が開発した会計/ERPパッケージである。純国産でありながら、すでに世界22の国と地域に500社以上に導入実績があり、多言語、多通貨、多拠点機能を持つという。
会計から販売、購買、在庫といった幅広い業務に対応する多彩な機能モジュールを備える。この中の「Global Link」モジュールは、海外現地法人の既存業務を変更せずにグローバルグループ管理を実現する機能である。