1912年創業、ICパッケージ基板の製造を行うイビデン(本社:岐阜県大垣市)が、長年自社運用を続けたERPをクラウドに移行した。近年はERPのような基幹業務システムとて、クラウド移行が珍しくなくなっているが、イビデンのような“100年企業”の場合、残らざるをえなかったレガシーシステムも多く、イビデンはいかにしてこの移行を成し遂げたのか。プロジェクトを推進した同社 経営企画部 IT推進室 副室長の稲葉誠司氏が、2019年1月に開催された日本オラクルのセミナーで語った取り組みの軌跡をお伝えする。
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