ShowTalkは2019年7月4日、チャットサービス「LINE」のMessaging APIを活用したトータル営業支援パッケージを発表した。2019年6月28日に提供を開始した。企業のWebサイト上でチャットによる顧客対応ができるセールスチャットシステムを基盤とし、新規獲得からチャーンレート(Churn Rate:解約率)の改善までを支援する。
ShowTalkは、企業のWebサイト上でチャットによる顧客対応ができるセールスチャットのシステムを提供してきた。一方、近年ではサブスクリプション(定額制)サービスの登場により、顧客の新規獲得だけではなく解約率の改善が重要なテーマになってきた。
今回、セールスチャットにおける知見を利用し、セールスにおいて重要な新規獲得からチャーンレートの改善までを一気通貫で支援するトータル支援パッケージの提供を開始した(画面1)。
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チャーンレートを改善するためには、既存のカスタマーとの接点が必要になる。既存のカスタマーに対しては、より生活に近い部分に接点を置く必要があるため、トータル支援パッケージのチャネルとしてLINEを活用する。
今回リリースしたシステムは、画面やタブの切り替えを必要とせずに利用できる。LINEを使った顧客対応のために専用のオペレーターを配置する必要がない。また、AIが最適な回答候補をオペレーターにアシストする機能も利用できる。LINEでの顧客対応後にアンケートを配信することもできる。