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テクマトリックス、多機能なセカンダリーストレージ「Cohesity」を販売

2019年7月5日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

テクマトリックスは2019年7月5日、データのバックアップ用途や開発環境用のクローンデータ作成用途に向くセカンダリ(2次)ストレージ「Cohesity C4000」シリーズ(開発元:米Cohesity)の取り扱いを開始すると発表し、同日販売を開始した。。

 テクマトリックスのCohesity C4000シリーズは、多機能を特徴とした、セカンダリ(2次)用途のストレージである(写真1)。ノードを増やすスケールアウトによって性能と容量を増やせる。Cohesity C4000シリーズはハードウェアを伴ったストレージ(アプライアンス)だが、開発会社の米Cohesityでは汎用PCサーバーにインストールして使えるストレージソフト単体でも提供している。

写真1:Cohesity C4000シリーズの外観写真1:Cohesity C4000シリーズの外観
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 データバックアップソフトや業務サーバーからは、ファイル(NFS/SMB)/オブジェクト(Amason S3互換)のターゲットストレージとして利用できる(図1)。多機能であり、ライセンスの追加によってデータバックアップソフトの機能も利用できる。クラウドゲートウェイ機能も用意しており、Amazon S3などの外部ストレージをアーカイブ用途やティアリング(階層化)用途で利用できる。

図1:多機能セカンダリストレージであるCohesityの概要(出典:テクマトリックス)図1:多機能セカンダリストレージであるCohesityの概要(出典:テクマトリックス)
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 ディスク、メモリー容量、CPUなどの違いによって、複数のモデルを用意している。筐体はいずれも2Uラックマウント型。1台の筐体に4ノード(4台のファイルサーバー)を収容する。容量はノード当たり12TB(筐体1台で48TB)から36TB(筐体1台で144TB)まで。

 なお、Cohesity C4000シリーズの開発会社は、米Cohesityである(関連記事バックアップ/セカンダリストレージのCohesity、ソフトバンク出資の日本法人が国内事業展開を説明)。テクマトリックスは今回、日本法人のCohesity Japanと、販売代理店契約を締結した。テクマトリックスによる販売目標は、3年間で10億円。

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