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NEC、ファイルの利用状況が分かる中小規模向けファイルサーバー「iStorage NS300Ri」を販売

2019年12月3日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2019年12月3日、中小規模システム向けのファイルサーバー製品「iStorage NS300Ri」を発表した。同日付で販売を開始した。ファイルサーバーの使用状況を見える化する機能と、ハードウェアの稼働状況を報告するサービスを標準で搭載した。価格(税別)は、52万8000円から。

 NECの「iStorage NS300Ri」は、中小規模システム向けのファイルサーバー専用機である。1U大のラックマウント型PCサーバーを用いたファイルサーバー機をベースに、ファイルサーバーの使用状況を見える化する機能(画面1)や、ハードウェアの稼働状況を報告するサービスを標準で搭載している。

画面1:NIASの画面例。ファイルサーバーの利用状況を「見える化」する(出典:NEC)画面1:NIASの画面例。ファイルサーバーの利用状況を「見える化」する(出典:NEC)
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 ファイルサーバーの使用状況を見える化する機能として、ファイルサーバーの運用管理を支援するソフト「NEC Information Assessment System」(NIAS)の機能のうち、ファイルの利用状況を見える化する機能に限り、標準で搭載した(関連記事NEC、不要ファイルの削除を促すNASスリム化ソフトに新版、全社共通ルールで管理可能に)。

 あらかじめNIASをインストールした状態で出荷するため、利用者はすぐにNIASの「見える化機能」を使い始められる。ファイル使用状況のログを分析することでデータ増加予測を提示し、ファイル整理やハードウェア増設タイミングの検討を支援する。

 NIASは、このほかの機能として、不要ファイルの候補を抽出し、ファイルの利用者にメールで整理(削除)を依頼する機能を持つ。これにより、ファイルサーバーのデータ量を削減できる。こうした機能を使いたいユーザーは、ライセンスを別途購入することで、再インストールすることなくNISAのフル機能を利用できる。

●Next:ファイルサーバーの運用負荷を軽減する機能群

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