山口フィナンシャルグループ(山口FG)傘下の3銀行(山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行)は、Webサイトとポータルアプリ上で、レコメンドエンジンを活用したパーソナライズ施策を開始した。レコメンドエンジン「Rtoaster(アールトースター)」を提供したブレインパッドが2019年12月25日に発表した。
山口FGは、金融資産の流通以外の形で企業を支援する取り組みを進めている。取り組みの1つが、地域の情報を統合する「統合データベース」である。今回、蓄積したデータを活用するため、傘下の3銀行のWebサイトとポータルアプリ上でレコメンドエンジンを採用した(図1)。
図1:山口FG傘下の3銀行は、Webサイトとポータルアプリにレコメンドエンジ実装し、パーソナライズ施策を開始した(出典:ブレインパッド)拡大画像表示
レコメンドエンジンによって、顧客ごとにパーソナライズした商品サービスを表示できるようにした。顧客が興味・関心を持っている商品サービスの関する情報を、レコメンドバナーやポップアップなどの形式で表示する仕組みである。
同試作は、レコメンドエンジンを提供したブレインパッド、システム基盤となるクラウドサービスのAzureを提供した日本マイクロソフト、SBIネオファイナンシャルサービシーズの3社の協力の下で実現した。
今後は、「口座を持っていない顧客には口座開設情報を」「口座は開設しているが、あまり活用していない顧客には、新サービスの案内を」など、顧客一人ひとりに合った情報を細かく提供できるようにする。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


