うるるは2020年1月15日、電話の一次取次サービス「fondesk(フォンデスク)」を強化し、着信ブロック機能を追加したと発表した。特定の発信者番号を着信ブロックリストとして登録することにより、受電時に「電話を繋げない」旨の音声メッセージを自動で流す。着信ブロック機能は、2020年1月9日にリリースした。
fondeskは、電話の一次取次サービスである。オフィスにかかってくる電話の対応を代行し、受けた電話内容をチャット(Slack、Chatwork、Microsoft Teams、LINE)やメールで報告する。電話対応を無くして職場を静かな環境にしたいというニーズや、受電漏れを防ぎたいというニーズに適する。
受電内容がチャットやメールに履歴として残るため、何度もかかってくる営業電話など、対応不要な電話番号を可視化できる。今回、あらかじめ登録した電話番号からの着信をブロックする機能を追加した(画面1)。「対応する必要がない電話番号については、オペレーターに繋いで受電報告をさせるのではなく、着信をブロックしたい」という要望を受けた機能である。着信拒否の受電は受電件数カウント対象外となり、課金しない。
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着信ブロック機能では、特定の発信者番号を着信ブロックリストとして登録できる。登録した電話番号から受電した場合は、「電話をお繋ぎすることができません」という旨の音声メッセージを流し、1次取次のオペレーターには繋がない。ブロックリストはユーザー専用のマイページから登録・修正・削除できる。将来的には、着信拒否時に流す音声メッセージをカスタマイズできる機能もリリースする。
fondeskの価格(税別)は、基本料金が月額1万円で、月100件まで利用できる。101件目以降は1件につき200円の従量課金となる。ブロックリストに登録できる電話番号は、ベーシックプランで30件まで。利用開始にあたっては、Web経由で手続き・決済が完了する。