アドバンスト・メディアは2020年1月31日、コンタクトセンター向けAI音声認識ソフトウェア「AmiVoice Communication Suite」の新版「3.5」をリリースした。Amazon Web Services(AWS)のクラウド型コンタクトセンターサービス「Amazon Connect」と連携し、電話基盤構築から通話音声のテキスト化までワンストップで導入できる。
アドバンスト・メディアのAmiVoice Communication Suiteは、コンタクトセンター向けのAI音声認識ソフトウェアである。AI音声認識エンジン「AmiVoice」による通話の全文リアルタイムテキスト化、感情解析機能、管理者による複数通話同時モニタリング、オペレーター業務支援などの機能を備える。応対品質と顧客満足度の向上を支援する。

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新版では、Amazon Connectと連携した(図1)。これにより、Amazon Connectのユーザーに対して、音声認識を利用した通話内容のリアルタイムでのテキスト化や、FAQを活用したオペレーターの業務支援などが可能になった。
AWSのクラウド上にAmiVoice Communication Suiteのサーバー機能を構築できるため、電話基盤の構築から通話音声のテキスト化までを、ワンストップで導入できる。ユーザー側の環境に専用の設備が不要になるので、オンプレミスと比較して迅速かつ低コストで利用できる。