オープンソースソフトウェア(OSS)に特化したIT企業、デージーネットは2020年4月7日、テレワークなどに必要なWeb会議システムをOSSを使って構築するSI(システム構築)サービスを開始した。OSSのWeb会議システム「Jitsi」を使って構築する。構築費用(税別)は、標準モデルの場合で28万円。保守費用は年額4万円。
デージーネットは、Web会議システムを構築するSI(システム構築)サービスを開始した。SaaS型のクラウドサービスではなく、オンプレミス環境など、任意の環境でWeb会議システムを運用できる。機密情報や個人情報をやり取りする場合でも安全にWeb会議を行えるとしている。
オープンソースのWeb会議システム「Jitsi」を用いて構築する。オープンソースであるため、ライセンス費用が不要で、システム構築費用や保守費用だけで利用できる。システム構築費用は28万円で、最短で1週間で構築できる。
Jitsiは、Web型で動作する。専用のクライアントソフトウェアは不要で、手元にWebブラウザがあれば、遠隔にいる社員同士でWeb会議を行える。発行されたURLをクリックするだけで会議に参加できる。スマートフォン専用アプリ(iOS/Android)も用意しており、スマートフォンでも会議に参加できる。
Web会議画面では、自分のカメラ映像や会議参加者全員のカメラ映像が見られる。デスクトップ画面(会議資料)の共有もできる。マイクやカメラのON/OFFもボタン1つで操作できる。リアルタイムに音声で通話するだけでなく、挙手制度やテキストチャット機能も利用できる(画面1)。
画面1:「Web会議システム構築サービス」で構築するWeb会議システムの画面(出典:デージーネット)拡大画像表示
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