ワークスモバイルジャパンは2020年4月21日、ビジネス版LINE「LINE WORKS」をアップデートした。新版では、トーク(チャット)画面を強化し、特定のコメントにリプライを付けられるようにした。さらに、音声データを添付するボイスチャットが可能になった。また、ホーム画面に動画を載せられるようにした。
LINE WORKSは、ビジネス版のLINE(チャットツール)である。今回のアップデートでは、トーク(チャット)画面を強化し、使い勝手を高めた。まず、特定のコメントにリプライを付けられるようにした(画面1)。特定のコメントを引用した返信を作成できるため、グループトークや、時間をおいて返信する場面でも、会話を見失うことなくコミュニケーションを図れる。
画面1:LINE WORKSをアップデートし、特定のコメントにリプライを付けられるようにした。特定のコメントを引用した返信を作成できる(出典:ワークスモバイルジャパン)拡大画像表示
チャット画面ではさらに、音声データを録音してボイスメッセージとして添付できるようにした。返信のために文字を入力する時間がない場合や、スマートフォンでの文字入力が苦手な人でも、簡単にメッセージを送信できる。また、現場の音や声を相手に聞かせたい場合にも役立つ。素早くメモをとりたい場合に、自分へのボイスメモとしても使える。
アップデートではさらに、ホーム画面への投稿本文に、動画を挿入できるようにした。閲覧者は、ストリーミング再生によって視聴できる。これにより、新人教育や業務マニュアルの動画、セミナーやイベントの動画などを、動画配信として社内で共有できるようになった。
ホーム画面ではさらに、報告や記録に使えるテンプレート機能を用意した。業務日報、売上報告、発注/在庫報告、会議の議事録の共有、――などに利用できる。定型の情報を、記載内容を漏らすことなく投稿できる。対象者へのメンション機能も持つ。
LINE WORKSは、共有ストレージの容量や機能の違いなどに応じて、4つのプランで構成する。月額契約または割安の年額契約から選択可能で、いずれも支払いは1カ月単位となる。価格は、「フリー」(無料)、「ライト」(1ユーザーあたり月額360円または年額3600円)、「ベーシック」(1ユーザーあたり月額600円または年額6000円)、「プレミアム」(1ユーザーあたり月額1200円または年額1万2000円)、――である。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


