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名刺管理クラウド「Sansan」を強化、オンラインで名刺交換が可能に

2020年6月16日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Sansanは2020年6月16日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を強化し、オンラインで名刺情報を交換できる機能「オンライン名刺」を追加したと発表した。これまで個人向け名刺サービス「Eight」で提供してきた機能をSansanでも提供する。2020年7月には、SansanユーザーとEightユーザー間で名刺データを交換・登録できるようにする。

 法人向けクラウド名刺管理サービスのSansanに、オンラインで名刺情報を交換できる機能を追加する。Sansanユーザーは、紙の名刺とは別に、Sansan上で発行するデジタルの名刺を持つことができる。

 デジタルの名刺は、オンラインで送付できる。オンラインで行う商談やイベントなどでも、これまでと同じように名刺交換ができる。オンラインの名刺情報として、名前、メールアドレス、社名、肩書、プロフィール写真などを送付できる(画面1)。

画面1:オンラインで手軽に送付できるデジタル名刺の作成画面。名前、メールアドレス、社名、肩書、プロフィール写真などを送付できる(出典:Sansan)画面1:オンラインで手軽に送付できるデジタル名刺の作成画面。名前、メールアドレス、社名、肩書、プロフィール写真などを送付できる(出典:Sansan)
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 オンライン名刺の受け取り手は、簡単な操作だけで、受け取った名刺情報を自身の電話帳やSansanにインポートできる。また、自分の名刺情報を相手に送り返し、オンライン上で名刺交換を行うことも可能である。

 オンラインで名刺を交換できる機能は、個人向け名刺管理アプリのEightにおいては、2012年から提供してきた。2020年5月には、オンライン名刺交換用のQRコードを埋め込んだWeb会議用バーチャル背景を作成する機能も追加している。

 今回、Eightだけでなく法人向けのSansanにおいてもオンライン名刺交換機能を追加した。2020年7月中には、Eightとの連携も予定している。Sansanユーザーが送ったオンライン名刺を、Eightユーザーは自身のEightにインポートできるようになる。また、Eightユーザーが送ったオンライン名刺を、Sansanユーザーは自社のSansanにインポートできるようになる。

 なお、受け取り手がSansanやEightを使っていない場合でも、オンライン名刺交換機能を利用できる。オンライン名刺を受け取った相手は、名刺を画像データとして、またはVcard形式でダウンロードできる。

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