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NTT Com、チャットボット「COTOHA Chat & FAQ」を強化、13言語にリアルタイム翻訳可能に

2020年8月5日(水)IT Leaders編集部

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2020年8月5日、チャットボット「COTOHA Chat & FAQ」を強化した。チャットボットまたはオペレーターが利用者(エンドユーザー)との間で行うチャットを、リアルタイムで13言語に翻訳できるオプション「マルチリンガルオプション」の提供を開始した。マルチリンガルオプション」の料金(税別)は、初期費用が100万円。月額利用料が9万5000円から(利用回数や時間に応じて変動)。別途、COTOHA Chat & FAQの契約が必要となる。

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の「COTOHA Chat & FAQ」は、コンタクトセンターや社内の問い合わせ窓口などで、人の代わりに応対するAIチャットボットを提供するサービスである。

 自然言語処理技術とマシンラーニング(機械学習)を組み合わせた独自の意味検索エンジンを実装しており、利用者が入力した質問の意図を読み取ることができる。事前学習やチューニングなしでもすぐれた精度で回答できる。

 AIにFAQを読み込ませることで利用できる。総務やITサポート、新型コロナウイルス対策関連などの様々なテンプレートを用意しており、自社でFAQを用意していない場合でもそれらのテンプレートを利用できる。

図1:マルチリンガルオプションの概要(出典:NTTコミュニケーションズ)図1:マルチリンガルオプションの概要(出典:NTTコミュニケーションズ)
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 マルチリンガルオプションを使うと、日本語のFAQをAIに読み込ませることで、13言語へリアルタイムに翻訳して問い合わせに対応できるようになる(図1)。AIが解決できなかった問い合わせに対して人のオペレーターが回答する場合も、オペレーターのチャットをリアルタイムで翻訳できる。

 翻訳には、NTT ComのAI翻訳基盤サービス「COTOHA Translator」を用いている。TOEICで960点を超える水準(2020年8月時点。NTT Com調べ)の翻訳能力を持つとしている。

●Next:「Teamsアダプターオプション」を2020年内に提供へ

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