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[市場動向]

情報技術開発、ローコード開発ツール「OutSystems」の専任組織、3年後に技術者を300人体制に

2020年10月1日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

情報技術開発(tdi)は2020年10月1日、Webアプリケーションをノンコーディングでビジュアル開発できる“ローコード開発”ツール「OutSystems」のシステム構築事業に特化した専任組織を立ち上げた。OutSystemsによるローコード開発を強化し、技術者の育成を進める。3年後までに500人以上の技術者を育成する。

 OutSystemsは、Webアプリケーションをノンコーディングでビジュアル開発できる“ローコード開発”ツールである(関連記事ローコード開発ツールのOutSystems、基幹システムのカスタム開発が増加)。ソースコードを一切書くことなく、GUIの操作だけで、.NET環境(C#)のWebアプリケーションを構築できる。開発ツールはWindowsまたはMacの上で動作する。

 開発した設計情報は、リポジトリーサーバー上で管理する。バージョン管理やソフトウェアの依存関係管理など、開発工程に必要な機能群を一通り提供する。設計上の不具合は、組み込み型の品質エンジンが自動的に見付けてくれる。稼働後のアプリケーションの性能を監視する機能も提供する。

 情報技術開発(tdi)は、2017年6月に、当時の国内総代理店であるBlueMemeとの資本提携および業務提携を通じ、OutSystemsによるローコード開発に取り組んできた。OutSystemsのライセンス販売に加え、OutSystemsの導入支援サービスや導入コンサルティングを提供している。

 今回、OutSystems関連の事業を拡大するため、新たに「OutSystems推進室」と「OutSystems営業グループ」を立ち上げ、専任部署として活動を開始した(図1)。社内横断組織として、全国のシステム構築事業部門と連携を取りながら、人材育成、技術支援、アセット開発、マーケティングを実施する。

図1:情報技術開発(tdi)の組織図(2020年10月1日付)(出典:情報技術開発)図1:情報技術開発(tdi)の組織図(2020年10月1日付)(出典:情報技術開発)

 現在、情報技術開発(tdi)にはグループ全体で約100人のOutSystems技術者がいる。2020年度中に200人以上、3年後には500人以上の技術者を育成する。

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