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ソフトバンク、Slackを全社導入、5万アカウントで国内最大規模に

2020年11月12日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ソフトバンクは、2020年10月にビジネスチャット/メッセージプラットフォーム「Slack」の全社導入を開始した。今後、ソフトバンクの社員などを対象に約5万アカウントの導入を予定している。Slack Japanによると、国内企業のSlack導入事例では最大規模である。Slack Japanが同年11月12日に発表した。

 ソフトバンクは、数年前から一部の部署でSlackを利用していた。2020年6月からは、在宅勤務やサテライトオフィスの活用、外出先への直行・直帰などを組み合わせ、働く場所を社員自ら選択する働き方を推進している。こうした状況の下、コミュニケーションをより迅速かつ活発化するため、Slackの全社導入を決めた。

 Slackの全社導入に際しては、ソフトバンクの情報セキュリティポリシーに準拠した運用を行える点を評価した。業務の内容に応じてアクセス制御をかけて運用する。また、トップメッセージの発信や、新規ビジネスに関するアイデア募集など、各種の使い方を検討していく。

 ソフトバンクは2019年から、ITツールで約4000人分の業務時間を創出し、新規事業領域に人材を再配置する「デジタルワーカー4000プロジェクト」を推進している。Slackを中心に業務を効率化することで、本プロジェクトにも貢献できる目論見である。

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