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ジャスミンソフト、クラウド上の開発・運用に対応したローコード開発ツール「Wagby 10」をリリース

2020年11月13日(金)IT Leaders編集部

ジャスミンソフト(本社:沖縄県宜野湾市)は2020年11月10日、ローコード開発ツールの新版「Wagby 10」を発表した。同年11月19日に同社が開催する「Wagby Developer Day 2020」で公開する。新版ではクラウド上での開発・運用が可能になったほか、開発者が作成した業務アプリケーションをクラウド上で販売できる「Wagby App Store」サービスも提供する。

 ジャスミンソフト(本社:沖縄県宜野湾市)の「Wagby(ワグビィ)」は、Webベースの業務アプリケーションの開発・運用のためのローコード開発プラットフォームである。設計情報から業務ルール、画面、データベーススキーマなどを自動生成する機能を備えている。

 Wagbyの販売開始は2006年。超高速開発(Extremely Rapid Application Development)ツールとして支持を集め、国内400社・1000以上の導入実績を持つ。近年はローコード開発プラットフォームとして今日のユーザー自社開発、内製化のニーズにこたえる製品として進化を続けている(関連記事システム内製化の動きが顕著に、企業は遅れずに実践せよ利点多いが副作用も、ローコードツールの活用に欠かせない自社戦略)。

 従来バージョンでは開発者のPCにインストールして利用する方式だったが、新バージョンのWagby 10(画面1)ではクラウド上で開発・運用を行えるようになった。これにより、小規模から大規模システムまでのアプリケーション開発・運用をカバーするとしている。

画面1:Wagby 10の操作画面(出典:ジャスミンソフト)

 ジャスミンソフトが示すWagby 10の特徴は次のとおり。

(1)インストール不要、Webブラウザで開発・運用を実現
 開発者はこれまで蓄積されてきたWagbyのノウハウをクラウド上に展開し、高品質・高信頼性のアプリケーションを短期間で構築できる。

(2)業務アプリケーションの雛形を提供
 販売管理や在庫管理といった代表的な業務アプリケーションの雛形を設計情報として提供。雛形を自社開発のアプリケーションに適用することが可能。

(3)ユーザーインタフェースにReactを採用
 ReactベースのUI/UXに刷新され、モダンな業務画面の開発を支援する。

 新版のリリースに伴い、開発者が作成した業務アプリケーションをクラウド上で販売できる「Wagby App Store」サービスも開始した。従来のクラウドパッケージとは異なり、カスタマイズ可能な設計情報を流通させる仕組みであるため、利用企業は、自社ニーズにあったアプリケーションをすぐに利用できるようになるとしている。

 Wagby 10のライセンス価格はBasicプランが1ユーザー1500円、Standardプランが1ユーザー3000円となっている。ジャスミンソフトは事業目標として、2025年度末までにWagby 10で運用されるアプリケーション数1000を掲げている。

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