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ラトックシステム、IoT機器のシリアル接続を無線化するアダプタを提供

2021年1月26日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ラトックシステムは2021年1月26日、RS-232C機器からWindows PCやスマートフォンに直接データを入力できるBluetooth RS-232C変換アダプタ「REX-BT60HID」を発表した。2021年1月下旬から出荷する。価格(税別)は、2万4000円。

写真1:REX-BT60HIDの外観写真1:REX-BT60HIDの外観
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 ラトックシステムの「REX-BT60HID」は、RS-232Cインタフェースを備えたシリアル通信装置に接続し、RS-232C経由で取得したデータをBluetooth経由でキーボードイベントとして出力するRS-232Cアダプタである。Windows PCなどのホスト側を拡張することなく、無線でRS-232C機器を接続できる(写真1)。

 既存のベースモデル「REX-BT60」は、キャラクタコード(ASCII)を出力するアダプタだった。これに対して、今回追加したモデル「REX-BT60HID」は、HIDキーボードデータを出力できる。1度に入力通信可能なデータは、60バイト程度である。

 RS-232C機器とBluetoothで接続するだけで、Excelやメモ帳などのアプリケーションにキーボード入力として直接データを取り込める。例えば、電子天秤にREX-BT60HIDを接続することで、天秤に載せたモノの重さをキーボード入力としてExcelファイルに記載するといった使い方ができる(図1)。

図1:RS-232C機器とBluetoothで接続するだけで、Excelやメモ帳などのアプリケーションにキーボード入力として直接データを取り込める(出典:ラトックシステム)図1:RS-232C機器とBluetoothで接続するだけで、Excelやメモ帳などのアプリケーションにキーボード入力として直接データを取り込める(出典:ラトックシステム)
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 動作電源は、添付のACアダプタ(L字コネクタ採用)またはD-Subの9番端子で供給する。接続する機器や環境によって給電方法を変更できる。また、ACアダプタを接続した状態でDIPスイッチを切り替えることで、外部に電源を供給する使い方もできる(DC5V/1.0A程度の供給が可能)。

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